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2006年10月29日 (日)

悪魔★草薙

凶は今日は、間違って届いたDVDの引き取りが来るので、外出ならず
色んな作品を観てみたみたり、グンジー自録を観たり…

って・なつかしのイッパツ

【新・悲しきヒットマン2】(97年OV)

カズキ殿@ヤクの運び屋・草薙
ガンメタのオサレスーツ@細身
白シャツの胸元にはキラリ☆シルバークロス
マユありえなく細いし、カラダも細い
靴が厚底でラバーソールみたい(笑
って・フツーにカコイイ
愛車は真っ赤なCORVETTE

で・ありえなく悪魔★

以下・ヲレ個人的雑感ナリ・懲りずに長文 (死

出る人、出る人、大阪弁が上手くない (死
ソコがなぁぁああ~ (死
なんや・極道系とかVシネってムリに大阪舞台やのうても……
むしろ・大阪府民の皆様に対して失礼や思う  (´・ω・`)
そのせいか?映画そのものはヲレ的に集中力・持たんかった

唯一☆輝いていたのが・オサレ悪魔★草薙

サスガ大阪弁・流暢ですよ~ゆうてるコトはお下品極まりないんですけど(笑
ご登場ショッパナからやったんが救い
ご出演シーンは多く、動き・表情・何より言葉(トーン含めて)秀逸
あの止まらないケタケタ嗤いは機械仕掛けだ…きっと
ヌメッとした“つくりモン”みたいな肌の質感
人間でわない…
せや・悪魔やってん
多分誰もそこまで演れとはゆってないし、予想だにしてなかったと思う
感想と聞かれても悪魔★草薙のステップと嗤いしか出てきぃひん
そんぐらいインパクト・大

カズキングの働きで・またしても映画は救われたのでした (´・ω・`)

主人公の刑事、先輩刑事を殺されたのがきっかけで今やヤク中
で・その先輩を目の前でステップ踏んで・愉快になぶり殺したのが、悪魔★草薙

「ヒィヒャハハハハハハハ!!!!!」
廃工場のカズキング@草薙は完全ホラーよ

主人公と先輩刑事が二人で探索するも見つからん
ケタケタ嗤いながら物陰から撃ってきたり
気配に気付いて振り向いても、バタバタ走り去ったアトで居らんかったり
うん・ホラーよ

刑事達の窮状が愉しくて仕方無い・ステップ踏んだりしやがる

「イヤーッハハハハハハハハッ!!!!!!」
「フゥオーッ!!!!フゥオーッ!!!!」

無力な主人公を嘲う・悪魔の声が廃工場にコダマします
見ていてサイコーに楽しいです (え

こんな草薙ですが、アキラちゃんみたく「おとうさん」に出会っていたなら…
フト思ったりもします

って・ラスト…
アレは何ッ!?
トートツにホラーなってもうてん (・ω・;)
先輩刑事の亡霊が主人公に見えるのは、まま・エエわ
ヤク中やし、救えんかった罪悪感で幻覚を見るとも理解できる
でも・それが草薙にも見えるって (・ω・;)

こんな方向に逃げないで、トコトン・バトって欲しかったよ
悪魔★草薙が幽霊フゼイにタマゲル様なんざ見たくもない
って・まま誰かて幽霊出たらビビルけども…

ぁああ~カズキングが良かっただけに・ツメが惜しい作品でした  (´・ω・`)

が・悪魔★草薙・降臨だけは本氣ヤバイので一見の価値アリです

作品・トリビア

ご指摘頂きました・喧嘩の花道のばあちゃんと、麻薬組織のボスは同一人物?

タイヘイ夢路という方の様です・お名前が双方にありました

いやぁ~ご指摘されて再見……「一緒やんッ!?!?!?」

気付かなかった自分が悲しいです(笑
同じ愛くるしいオバアチャンでも、役が違うと温和さの意味が違って、また見応えありますね~

面白い発見になりました!アリガトウゴザイマスッ!!!!!

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コメント

これは実際にみえたのではないとおもうんだけどね。ラスト、くさなぎにも見えたような感じにして、トラウマひょげんしたかったんじゃないかなあ。同じように、あそこから先に進めなくなってしまったおなじつまずきなんじゃないかなぁ…。

つめが甘いは甘かったけど、これめちゃ好き。悪魔じゃないよ。(庇うワイ)
こいつは、弱虫、で、アホの究極の寂しがりやだわさ。悪いヤツだけど。
こいつは、自分が関係したヤツしか殺さない。通りすがりや、
自分に危害が及範囲だけしかやらない。
別キャラ、問答無用で弱いヤツを痛めつけるキャラもあるさ。(って庇?!

投稿: ちおり | 2006年10月30日 (月) 01時49分

ちおりサマ☆コバワッ!!!!!

うむむ
草薙はスキですが、ヲレ的に映画はタルかったです
スキの意味合いは「キレ・キャラ」としてスキです

僕は彼に悲劇性は求めません
確かに、「ワシの青春じゃ」とか「26かぁ~」など、匂わすセリフ・アリ
彼とて不遇の少年期を過ごしお定まりの転落人生
なので・せめてものってヲレの気持ち「おとうさん@諏訪」にみたいな人に会っていたらってトコでして

が、そのアタリを深めるのはヲレ的に材料不足でした(本とか演出)
その辺・映画の評価的にもキビシイとこです
ですんで、秀逸なキレ・キャラを取った方が「楽しく観れるゾ!」と切り替えるわけで(え

TVでやってもウケないものを、マニアックなVシネで実現してくしかないやないですか
なので、どうせならトコトン放送コード不可な悪魔キャラでイって欲しかったという願望アリです

だから「何でオマエがぁああッ!!!!!」ってセリフ付きで草薙動揺してたラスト
急にヘタレみたくでイヤやったんです
とたんに草薙の魅力が色褪せてしまう様で
愉快犯レベルなイキオイの持続がもっと観たかったです

って・こんなヤツですみません(汗

投稿: 影千代 | 2006年10月30日 (月) 23時22分

草薙、観ました
影千代さんに話したくて・・・
お疲れじゃないときに読んでくださいね(笑


草薙は狂っているのに愛おしいキャラ
主人公刑事島田は「最後の賭け」の道具としてクスリを使う
・・・同様に草薙は「青春」を取り返す道具として使う
草薙は組の中での自分のポジションに満足していないのでしょう
売人に個人的に取引を持ちかけたり、親分に対しては指を詰めて見せ一人前を気取ってる
でも組にとってはトカゲのしっぽなんですよね
詰めた指の扱いが草薙の立場を象徴してる
その後の、一人手を眺める草薙の表情が孤独で切ないです
コルベットに乗って空を見上げるシーンもそう
時間にすれば数秒のショットですが狂犬草薙が印象に残るなかで静の草薙が垣間見られる大好きなショットです


島田と草薙は同じ穴の狢
でも最大の違いは島田が最後まで人間だったのに対し草薙は悪魔・狂犬になってしまえる所かな
目的がはっきりしたとたんスイッチON
狂った眼は絶品です。私もこれまで(いろんな意味で)数々の狂キャラ@北村みてきてますが、狂うことを楽しんでいる草薙大好きだ~!
その最たるモノがあの笑い袋を内蔵したかのようなメタリックな笑いと悪魔のタップ
北村さんのハイトーンボイスが効果的でした


ラストは私も少々残念
悪魔のタップまでは、もの凄く盛り上がって居たのに。
まともに戦って華々しく散らせてあげたかった。。。でも北村さんin血反吐&血糊が観られたからヨシ!
ビジュアル的にも大好きキャラ殿堂入りいたしました。

ひとつお尋ねしていいですか?
島田が接触した売人のおばーちゃん、カズヨシくんのおばーちゃん演じられた方ですか
話し方とかすごく似ていたので。

勝手なことばかり書き込んでしまいました。
先日観た【喧嘩の花道】と並んでかなりハマッタ作品でした。


投稿: はづき | 2007年2月 8日 (木) 14時39分

はづきサマ☆コバワッ!!!!!

初見時は、中盤の島田メインにダレてしまい、かつ・草薙のラストが腑に落ちず、ちゃぶ台を返したヲレです(え

ね・落ち着いて草薙メインに切り替えなさいという

詰めた指のゾンザイな扱い・ですね…
どんなに粋がっても、カッコェエ車に乗っても、充たされないモノ・得られないモノ・あったんでしょうね
「青春」こんな人生になるハズじゃなかった・葛藤の凝縮形か

この映画・草薙のキレ具合が一番の見所や思います
中盤の島田メインの停滞感を打破する“動”の部分を担っている・作品として、大切なバランスですよね

人間であることを拒否してしまった狂犬っぷりを最後まで堪能したかったです
島田は、映画【ペイバック】のメル・ギブソンみたくなアンチヒーローか思ったんですが、成り切れなかった
まま・そこが彼のいい所なんでしょうが、
その対比として、草薙には突き抜けて欲しかった
下手に幽霊?みたいのが彼にまで観えると、良心の象徴みたいで
ハッキリは描かれてないけど、彼にも哀れな背景はあったのだよ、と言いたいのかも知れません
が・せっかくのキレっぷり、そこは最後まで生かして、華々しく・惨めに・やられて欲しかったかな…なんて

血反吐&血糊が美々しくもある方って珍しいですよね
きっと・カズキ殿くらいだ(笑

玉井のばあちゃん
「まだまだやで。生きてる限り、どっこい、本番はこれからや。負けたらあかんで。今お前が考えてるもんとも人生は違う。戦こうていけぇ」
このセリフがスキです
って・こんなにスキなのに、気付かなかったヲレ…(大汗
というワケで・アテにならないヲレの目・ならばとググってみましたが・不発(汗
ビデヲありますんで、見比べてみますね

わざわざ・過去記事探して頂きありがとうございました
今度・サイトを整理しよう思います
や・別にノルマを課そうとか、何かさせようとかじゃありません(笑
そろそろカテゴリ数が限界でして、統廃合・真剣に必要です
ですんで、休日に作品記事早見表をこしらえたい思います
って・そんな大したモンではないのですが(汗

そして・ヲレは思ったより少ない鑑賞数に気付く(笑
発奮材料にして励みたい思います
「まだまだッ!!!!!」

投稿: 影千代 | 2007年2月 9日 (金) 03時20分

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