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2006年12月31日 (日)

劇場版☆大奥

影千代なんとか仕事に区切りをつけれまして、昨日朝一番の飛行機にて田舎に帰りました。
ばあちゃん家で年越しです
仕事にスパート付けねばならず、更新サボってしまいました
そんな中でも、メッセやコメント頂戴しまして、有難いと共に・非礼、申し訳ございません
来年はもっと時間の使い方を工夫しよう思います

今年のコトは今年のウチにというコトで【劇場版★大奥】レビュいきます

総括としましては“スジ・弱ッ!!!!!”

テーマは“恋愛”ですが、家定公にも吉保タンにもスジ的に及びません
これはカズキングの出番うんぬんやナシにトータルのスジとしてです
ドラマに比べ、尺が短い・ゆえに観客の気持ちをピークに誘うには至難か?

往々にして色恋モノというのは軽薄になりがちですが、まさにソレでした(泣

まま・来年はヲトコの世界“龍”があります

以下・カズキ殿@金子長十郎メインにて今年最後のレビュ@長文
ネタバレーあり・これから行かれる方はスルーされたし

長サマ★ご登場

楽屋入りする生島を振り返りザマの流し目でチラリ&ニヤリ
芸子さんのようなアイシャドウがヤバイです(笑
町人髷を結ってますが、前にハラリと垂らした髪はお約束のオイロケアイテム
短いシーンですが「今に見てな・フフッ」ってビシバシきてました(笑
お名前を染め抜いたのれん掛かる“専用楽屋”アリ
山村座のNo.2ってトコですね
山村座・外観のカットでもお名前の“のぼり旗”立ってました

長サマ★密会

天英院サマ@高島女史、深夜人気のない部屋へこっそり
着物を納入するデカイ箱の前へ
開こうとするカット…
背中からのアングルですが・ワクワク感溢れちゃってますよ(笑
オープンッ!!!!!
ここで・障子越しのシルエットに視点転換
箱の中からゆっくりと立ち上がるヲトコのシルエッツ…抱き合い…チュウッ!!!!!
視点転換・床に座る長サマにしなだれかかる高島女子
え~長サマって宅配できるんだ(笑
真ッ昼間からミッチーとチチクリあっとる井川女史が憎たらしいのですと
って…貴女も男子禁制の奥で何やってんすか?(笑
いつもキッツイ&おっかねぇ高島女史・声トーンは甘えっ子になっとります(笑
手を取り・優しく耳を傾ける長サマ
ベージュor白いお着物が寝巻きをホーフツ・ヤラシゲなり(笑
私なんか月イチしか貴方に逢えないのに、とスネる高島女史に長サマ
「次に逢えるまで私をお忘れにならないように楽しませて差し上げます」宣言(汗
宣言以上のご活躍か(笑
(間接カットなのでモロな画は期待しないでネ・笑)
高島女史・衣文掛けをひっぱってデカイ物音を立てたり(汗
デッカイ声を上げたり(汗
それを覗き見てしまったお付の杉田女史・ガックリですね(笑
ドイツもコイツもコンチキショウ・アタシだってヲトコ欲しいわよ(泣)みたいな

長サマon舞台

影千代・歌舞伎疎いのですが、演目は“石川五右衛門”や思います
※天下の大泥棒で義賊と伝説化されて庶民のヒーローになった
クチにくわえた長キセル(庶民は帯刀を許されなかった時代・武器代わりで警棒のようなデカイ代物)や衣装の雰囲気から察しました
生島も歌舞伎シーンあったのですが、短い上に身が入っていないという設定で全然大したコトなかったんです
方や、トップを狙いギラギラした長サマ
舞台に迷いなんぞ皆無
堂々たる“オレ素敵だろ?オーラ”(笑
バッと見栄を切るアップ
白塗りに男子ヒーローキャラメイクも凛々しいカズキ殿
白塗りでもカズキ殿や解かる特濃造形がウレシイ(笑
てか・目力の強さッ!!!!!
3アミも「津田屋────ッ!!!!!(はぁと)」
キィキィ叫んで失神寸前(笑
てか・手に持ってる長サマの浮世絵・欲しすぎるッ!!!!!
長サマ・長キセルをバトンよろしくクルクル回しながら花道を歌舞伎ウォーク
ぁあ・ステキ過ぎるコップレ(笑
コレ観れたから・もぅェエわ(え

長サマ★ラスト

ええと・生島と絵島は惹かれあいつつも、相手の立場や・自身の役目を思い・罠にひっかからない
そんな特鑑席の二人を任務よか嫉妬の上回った目で見る杉田女史
生島の楽屋に火をつけてしまいます
で・裏手から燃え出す歌舞伎小屋
上演中ですが、エメラルドグリーンの鮮やかな着流しで舞台に飛び出す長サマ
「楽屋から火が出た・逃げナッ!!!!!」
お急ぎで・足裁きがいいように着物のスソをチラリ上げ
以上・サービス出演終了ナリ
オッツでした

長サマ★シメ

絵島生島の件、死罪確定と哀れな収束に向かいつつある中
高島女史は月イチ密会の箱を開けます
が・落胆?
箱の底から何かを手に・フラフラと廊下へ
ショックは余りある様子、くずれ落ちてしまいます
彼女の落としたモノを拾い上げる杉田女史
火付けバレんかったんや…バレたら獄門ハリツケですよ(大汗
落ちていたのは長サマの浮世絵
裏を返すと

「命が惜しいので逃げます 長十郎」

あらら…因果応報ですね、高島女史
絵島×生島に肩入れしよる観客サマには痛快でしょうな
まま・コレがきっかけか、命よか愛を貫いた絵島に「最期の望み」を聞いてやるんですね
当時の歌舞伎役者、生島もそうでしたがパトロンの“お相手”も仕事なんです
長サマ的には、愛はあったのか・割り切りか?
詳細は図りかねますが、高島女史には唯一の安らぎ、もしく・依存やったんですね

影千代的に本筋はモノ足りなんだ奥映画
やぱ・スジが立ってないとアカンです

そんな作品なんで、カズキ殿・サービス出演程度でむしろ良かった思います
弱い作品で責任担うはソンですんで
あんま御歳をとってからやとコップレ率下がりそうなんで、観て参りました
レアな歌舞伎コスってことで(笑
作品はイマイチやったけど、歌舞伎コス再見したいのでDVD買おう思います(え
予約特典で浮世絵が欲しいです(え

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コメント

>そんな作品なんで、カズキ殿・サービス出
>演程度でむしろ良かった思います
>弱い作品で責任担うはソンですんで


同意ですねえ。ほかでも、レビュー書いてる人、いろいろ読みましたが、大きく二つに分かれてます。

影千代さんの感想派と、まあ…。
素敵素敵素敵。とにかく出てるんで素敵ってことで。。。内容も素敵になっちゃった派。


ってとこでしょうか。

ここでレビュー読んで、ほかでもある程度、リアル想像できるレビューを読んで、
どちらも、奥仕上がった時点からの想像どうりの出来のようなので。

影千代さんのその意見は、同意です。
中途半ぱに名前でて、せりふ増えて、
今回の奥イコール北村イメージなど
無しにしてほしい。

数字ほしい富士に協力。
素敵コール大好きファンにサービス。

で、いいんじゃない?

この作品の興行成績には責任持たせたくないよね。数字行ってなさそうです。

ところで、テレビ版大奥、最悪という感想。歴代最悪。

なめとんのか?!と思いました。

投稿: ちおり | 2006年12月31日 (日) 23時08分

ちおりサマ☆コバワッ!!!!!
本筋感想書いても良かったのですが、めんどくさいような出来ゆえ、やめました(笑)
ゆえに長サマメインで
作品でメイン張ると、ナンボ本が悪くても、その人のせいみたく見る人も多く居るでしょうから、今回の場合は軽い関わりで本当良かった思います。
むしろメインの方が可哀相かも
シリーズとして弾切れですね~
それでも映画やってSPもやるゆうんは民放の悪いクセですね
こうやって役者や作品を使い捨てにおとしめていくんやろな~
目先だけで下手なことするから民放って怖い思いました

投稿: 影千代 | 2007年1月 1日 (月) 00時20分

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