♯16 将軍すげ替え
ハイ・いつも長くてスミマセン……
兄・時輔を京都へ追放してから2年の歳月が過ぎた
朝・屋敷を立つ時宗・家臣行列にハチ発見
キリリ顔でチャカーリ御家人してます
愛いヤツ (ぇ
時宗の向かった先は親王御所
子供の誕生祝いに行ったが、出産のため宗政(時宗・弟)の館に預けた嫁の具合が悪いとなじられる
とんでも無い言いがかりに
「コ○スぞ」 なイキヲイで眼光鋭く睨み上げるハチ
家臣みんな頭下げっぱなのに…
愛いヤツ (ぇ
宗政には 「とりあえず謹慎」 を申し付けた
無難にコトを治めるためなのに 「冷たい」 言われて、自室・窓辺で独り落ち込む時宗
「失礼します、弓の弦を張り直して参りました」
ハチキター
ハチキター
ハチキター
ひつこいってば
「いつもすまぬな…」
顔も合わせず、重たい表情のまま文机の前に座る
「時宗サマは生まれも定かでない某を召抱えてくださいました」
弓をホルダーに収めながら、明るい調子で
「何でもいたしまする」 (キラリ☆笑顔
ぁあ…ツッコミたいけどツッこめない (半笑
「ワシの様な冷たき男に尽くしても報われぬぞ…」
ハチの心配そうな目線を背に感じ 「すまん、気にするな」
「時宗サマのお父上、最明寺入道時頼様も人から冷たきお方と言われたと聞きました。冷たきと言われることは時宗サマが立派にお役目を果たしておられる証拠かと存知ます」
越えられない大きすぎる父上を引き合いに……ヨイショしすぎだろ (爆
「八郎…」
「はッ!」 真後ろに控え直す
「鎌倉はどうなるのであろうな…」
「笑われるやも知れんが…ワシはいつか兄上をこの鎌倉へ呼び戻したいと思うておる…そんな日が訪れるであろうか」
「難しきことは解りませぬが、時宗サマに出来ぬコトは無いと!この八郎は信じておりまする (笑顔」
「おい!あまり買被らんでくれ (照」
時宗サマ・やっと笑ったよ
ハチが時宗サマを励ます時 「最大限に無垢っぽい発声」 をします (笑
これって……愛!?!?!?!? (違…いや違わない?・え!?
「申し上げます!京の時輔様より早馬が参りました!」
邪魔してくれるな家臣Aよ!!!!!! (違
「前代未聞!親王ヨメの不義密通」 暴露レター from 時輔
時輔には北条得宗家転覆に利用しようと近付いて来る、足利・名越からウラ情報が入る
親王ヨメは具合悪いどころか、御所出たのをいいことに美男の僧侶とアバンチュール (爆
その事実を隠す&謹慎させたい将軍サイド
得宗家の待遇が悪く病気になったと言えば 「一粒で2度3度オイシイ」 企みを暴く
ナイス・兄☆
北条家トップ会議・緊急開催 「将軍更迭」 が飛び出す
「やり過ぎだ」 反対するも、自分に説得させてくれるなら…了承する時宗
鎌倉幕府の都合で、わずか10歳で京から連れてこられた親王
利用するだけして…非道ではあります
が・鎌倉幕府あっての親王・立場忘れた振る舞い目に余るワケで…しゃあないよな
京都では親王の父・上皇に更迭を侘びる大役、皆が嫌がる中・時輔が引き受けた
説得は受け容れられなかったものの、アタマの冴える有力公家に「京から天下を動かす気はないか?」目を付けられる
時輔の真意って……
鎌倉御所へ独り・説得に向かう時宗
「知りませぬぞ、麻呂の手の者が其方の御首・奪いに参りますぞ!」
「御所様…耳を御澄ましください、真・静かにございます…」
更迭の噂が立ち、戦を恐れた家臣達は皆・逃げ出してしまった
御所はもぬけの殻・夜が更けても暗いまま
「誰か!誰か居らぬか!?!?!?!?」
「御所様・時宗には鳥の声が聞こえまする…」
名越も足利も北条得宗家相手に戦など出来ない
マトモにやりあって敵わないから、親王かつぎあげてコソコソしよったワケで
当然助けに来やしない
力の差と裏切り……現実を知り・泣き崩れる親王
本人が落ちたんで・更迭決定
しゃあないっちゃ・しゃあないんですが、フビンでした
政治の道具で終わった親王・そのアタリに時宗は情けをかけたんですね
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