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2007年8月12日 (日)

追憶ネットバイオレンス

グンジーの件では、僕がウカツなばかりに、ご迷惑おかけ致しました
誰のせいでもなく、僕がちゃんとしとったら
その軽率さが誰かを傷付けたり、困らせたりするわけで、悪いコトしたなぁ…思っても、ネット上の遣り取りのみ
現実の友人とは違うから、謝ることも難しい、必ずまた逢えるとは限らないのだ
よく考えて行動すべきやったと反省しきりです

そんな時・思い出す作品があります

ネットバイオレンス~名も知らぬ人々からの暴力~
2000年11月11日 on NHK

ヲレがカズキ殿を知るキッカケ作品
ニュース・天気予報・時代劇などヲレ的に魅力ラインナップなNHK
タレ流しはしょっちゅうで、コレも偶然拝見

ここでのカズキ殿に衝撃を受け 「北村一輝って凄いな…覚えとこう…」 なったワケです

当時PCなんか持ってないヲレ
あまりの上手さに 「きょうび流行の舞台→映像進出の人だろう」 思い込む
連ドラ俳優特有のナンパなオーラが無かったし
モデルアガリも台頭すれど、そんなアッサリした風貌ではないし (笑
とにかく異質だった、TVサイズじゃ見ない感じの人だった

追いかける頼りは新聞の番組欄だけ
メインキャストでなければ名前載らず、元来連ドラに熱心でなかったヲレ
「つまらない・くだらないもの」 と偏見を持っていた

再会まで大分時間を要すことに……

以下、ドラマ・ネットバイオレンス
録画無いので、記憶のみで書いています

夏川女史がキレイやったので、チャンネルはそのまま
キャリアウーマンでシングルマザーの阿南さん役
シングルの人が集うサイトで寝る前・語らうのが、毎日の楽しみやった

そこに 「子供を虐待してしまう」 告白カキコする 「神戸メリケン波止場」 が現れる
母一人・小さい子供を抱えて仕事に明け暮れる日々
阿南さんは強い同情を抱いたのか、本名&住まいが予測可能なHNで返事を書いてしまう

「座間市アナン」

ごめん…正直吹いた
同調して慰めることで、実生活立ち直らせたい・そんな真心にしても…軽率かな

その返事が元で、アナンはサイトで吊るし上げられる
単に面白がってエスカレートさせる輩も続出
職場にまでFAXだのメルだの届く始末
アナン叩きを先頭になってやるのが 「大阪ヨーコ」

阿南さんは 「大阪ヨーコ」 を探すべく・大阪へ乗り込む

ぇ゛!?

当時PC持っておらずともガッコでネットの授業はあった
その程度のヲレでも 「ムリすぎるやろ?」 突っ込んだ

で・行動の詳細はウロオボエです
まま、ご都合主義満点な感じで (苦笑

探し当てた 「大阪ヨーコ」 は男だった
演ずるはカズキ殿
【あな誰】 で夏川女史との再演、そのシチュエーションには吹きました(笑

くたびれたランニング着て、決して小奇麗な身なりでなかった
アパートもボロやったり、生活は苦しげな印象
急病の息子をチャリで病院に連れてくも、カネが無いのか?嫁ハンに電話するわびしさ
息子の熱をオデコtoオデコで計る、息子を愛するフツーの面はちゃんとある
決して人倫を解さないモンスターではないのだ

カズキ殿の生活を追い回して、阿南さん・職場に乗り込む
そのレストラン
中国系の赤やら極彩色の飾り物がぶら下がってた
地下1階みたくなトコで、開店前・最低限の照明のみで背景は真っ暗
その色彩対峙が不穏感描き立て、印象深い
ラストバトルの緊張感・高まる

客席に着いているカズキ殿、テーブルにはノートPC
わざと背中合わせに座る阿南さん

サイトで会話をし、背後の阿南さんに気付くカズキ殿

振り向いた・眼

悪事を微塵も悪いと思わない眼

薄ら嗤いやったと記憶、でもなんせ・眼

「何て凶悪な顔をする人なんだろう…上手すぎる…」

その後も、存外美人な阿南さんに照れてみたり、悪びれないという最低っぷり (笑

彼にも彼なりに、ままならぬ暮らしや嫁ハンとの葛藤
どこにもぶつけ様の無いストレスがあったのだろう

「自分は此処で苦しんでる、誰かに解って欲しい、でも・誰でもいいワケじゃない」

そんなキモチがあったのだと思う
世界の片隅で一人苦しんでるちっぽけな存在・誰も見向きしない存在
でも、阿南さんは見てくれた
彼の何かが満たされたはず

阿南さんは帰宅後、サイトの 「オフ会」 を提案する
「神戸メリケン波止場で会いましょう」

キケンすぎるだろ!?!?!?!?
激しくツッコミたいトコですが、ままハナシを進めます

其処に来たのは一人の少女
母親のフリをしてカキコしていた 「神戸メリケン波止場」 だった
彼女を抱きしめる阿南さん
確か、母親の気持ちを伝達してくれに来た気がする (ウロ覚え
其処だけ見れば、人間の再生を見る様で感動的でもあった
確か、カズキ殿もコッソリ見ていた気がする
ぁあ…違ったかな???

ただ・終盤イイ顔をしたのが印象に残ってる
リアル阿南さんと触れ合ったことで、悪意はもう無い・救われたのだと思った

だが…其処にはアナン叩きを面白がる連中も来ていた
彼らは阿南さんと少女を物陰から撮影し、動画をWEBにライブ中継

気付いている阿南さん、声を挙げて訴える
「私は此処に居ます!生きています!」

そこで、ドラマは終わる・万々歳のハッピーエンドでないまま ─────

 
以下・ヲレ的感想

HNで仮想の自分になることで、自由な意見が交換出来る匿名社会
だからこそ、打ち明けられること、分かり合えること、深まる友情もあるだろう

反面、自分の発言責任を回避出来る
てっとり早く相手を攻撃出来て、憂さ晴らしが出来てしまう
喫茶店で面と向かっては言えない様な暴言が吐ける
リヤルの友人が知ったら、絶交されそうな非道を平気でやれてしまうのだ

また、相手への想像が足りないと自分本位になり易い
自分が痛みを抱えてるからって、他人を攻撃して良いなんて理屈はクソだ
辛いのも、悲しいのも、孤独なのも、決して自分だけじゃない

HNで自分を偽っても、ネット越しでも、PCの向こうに居るのはリヤルの人間
生活があり、感情を持つ、現実の個人なのだ
自分も人間であり、相手も人間
ケダモノの様な振る舞いは、人間として決して許されることではない
それは人間としてのプライドを失ったことであり、最高に恥ずかしいコトだ

作りとしては 「オイオイ(苦笑」 なトコも多いドラマでしたが、観といて良かったと思います
自身、ブログしたり、ネットで他人様とオハナシするなんて思ってもなかった当時
キケンだし、面倒だし、やんない方がイイと思ってた
でも、今・やる様になって、観ておいて良かった・改めて強く思います
ネットにおける考え方、無くしてはいけないモノ・考えさせられました
逢って話すワケじゃないから、直逢いの友人以上に気遣いなくては成り立たないのだと

「人として間違ってないか?」

僕かて、完璧ではないし、失敗も後悔も沢山しています

けども、ネットをやる限り・意識を投げずに居たいです

失敗する度に、立ち返る原点・この作品が教えてくれた気がします

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コメント

こんにちは。初めてお邪魔させてもらいます。ネットバイオレンスのあらすじ、あまりにも懐かしくて。
私も、初めて「北村一輝」を意識した(誰これ??誰?誰?!?て感じで)のがやはりこの作品でした。
あの目つきはもちろん、画面でのテクスチャーというか存在感というか。
詳細に再現していただいて、目の前に蘇るようです・・・・そうそうそれから「それは無茶やっ」と筋に突っ込みいれた箇所も一緒です(笑)
そういう多少の無理はあっても、脚本の言いたいところは余すところなく伝わってくる作品でした。
この画面の向こうには、自分と同じように「人間」がいるんだという最低限の想像力を忘れない、どんな局面であれ、そういう人でありたいです。

投稿: たりすかー | 2007年8月13日 (月) 12時07分

たりすかーサマ☆ハジメマシテッ!!!!!

初めまして、ようこそ御出でくださりました!

ネットバイオレンス、懐かしいでしょう~(笑
たりすかーサマも、同作品で意識なさったのですね
相当なインパクトで、一度きりでも焼き付いています(笑

ツッコミ所は多い作品でしたね(笑
テーマは良いけれど、稚拙さ否めない・ホン
「ぇ゛!?」思いつつも、投げずに最後まで観れて良かったです
役者陣の力演に助けられました

最後まで観て、感想を抱くことで「残る」作品でした
問題提起という意味で、今でも十分通じる作品だと思います

自身・他者の気持ちに疎いトコありまして、後になって「失敗した…」後悔しきりです
例えば・言い方ひとつで、良くも悪くも受け取れることなど
仰る「最低限の想像力」忘れず、豊かでありたいです

コメント・ありがとうございました!

投稿: 影千代 | 2007年8月13日 (月) 19時21分

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