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2007年9月24日 (月)

ささやき4発

【ささやき2発】
【ささやき3発】

↑の続きです

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さやかタンに度肝抜かれ・むしろ静寂な客席に
「オマエの思い出はウルサイなぁ~」 (しみじみ
バウアーのボクトツさ・反則やってば (爆
「ユリ……思い出させやがって(泣」
「オマエが勝手に思い出したんだろぉ~俺のはこんなんじゃない!カモーンッ!!!!!ウォリャァ~って」
いや・そこまで言ってない (笑
「たかが女ぐらいでメソメソすんなよぉ~」

「たかが女ぐらいでメソメソしないの!」 仁王立ちで須藤女史登場
「ふぇぇええぇえ~(泣」 打って変わって情けないバウアー (笑
振られたバウアーを励ます女友達の松枝、自分を 「あげまん」 だと話し始める
2人の遣り取りは夫婦漫才の様な安定感があって、ホノボノさせられる
須藤サンのオバチャンぽさが上手く作用 (失礼か?
「付き合って…あげようか?」 「ぇえッ!?!?!?」

なまめかしいイントロと共に、女性3人のダンサー登場
♪あげまんは いかが? 欲しいならあげちゃ~う あげまんッ!

あげちゃうのコーラスは聴ける、やぱ・上手い
あんな詞でもカッコェエ思ってしまう
そこに松枝の 「あげちゃう!あげちゃう!」 って必死っぽい叫びもバカバカしくていい
須藤女史の高音域の伸び、最初の頃は不安定で 「出るか!?伸びるか!?」 ハラハラした
今日はイイぞッ!そら上手くは無い、プロには及ばないけど松枝自体のズレたキャラでアリかな
散々踊って熱唱したのに 「結構です(汗」

「よう~青年!今日も散歩か?」
島が回転してホームレスが再登場
バウアーに対する態度とは180度、爽やかで気のいい青年風のジャック
ジャケット無しのシャツ姿、片手はポッケ、ヨッ!っと手を挙げニッコリ
声のトーンも若い、バイト先で余った弁当を差し入れたのが縁の仲だそう
大学生くらいの回想なんかな?
公園が好きでよく来るのだと、父親との凧揚げの思い出を話し始めるも
「配給キター!!!!!」 行ってしまうホームレス
ガンさんと2人残され、凧の話を続けるジャック

子供の声になって、回想はリヤルになっていく
声を張る程ハイトーンになってくカズキ殿・時に損ですが、ここではそれが生きた
「お父さん!凧を捕まえて!早く!凧を捕まえて!」
古新聞を読み、シカト決め込むガンさんの手元が震えだす

♪Aha~ 階段のてっぺんからさやかタンの影コーラスが被る
先刻のロックとは違い、透き通る優しい声

「親父…帰って来いよ、親父!」
「解りません…私には…さっぱり解りません」
「記憶が無いなんてウソなんだろ!?もう取り返しがつかないと思ってるから現実から逃げようとしてるだけなんだろ!?!?!?」
父親には借金があって、ジャックの逃がした凧を追ってったまま蒸発してしまった
チト・ゴーインでないか!?!?!?(しっ!
家族に隠してて、独りで悩んでいて、思わず魔がさしたというか、タイミングを得てしまったってコトで
うん、蒸発てのは衝動的なモンなんだ (納得?

「言わなきゃ良かった…凧を捕まえてなんて言わなきゃ良かった…」 泣きながら父の背を叩く
嗚咽交じりでも今日はセリフがよく通ってます
基本・演技出来る人なので、真に迫る…だからこそ発声方は習っといて!勿体無いから
「ごめんなさい…お父さん、もぅいいからさ、戻っておいでよ…お父さん、お父さんッ!!!!!」
「うわぁああぁああぁああ」 泣き崩れるガンさん=お父さん
「おとうさぁああぁん」 背中に覆いかぶさる
照明は茜色に、あの日・止まった父子の時間が動き出す
ゆっくり島が回転・ステージはさやかタンの歌唱メインに

♪もう泣かないで 抱きしめてあげるわ 独りじゃないの
  もう大丈夫 二度と 離さないわ ごめんなさい
  眠っていいのよ 私の 腕の中で

ユリの心理・描き方に物足りなさを感じ 「男子が書いた本、ま・仕方無いか」 ぐらいに思ってた
でも、振り返ってみればジャックの要所に見守る聖母の様な歌声
ユリがその場で見てたってワケじゃありませんが、運命の女性を示唆ってコトでいいかな

島が回転し、去っていくさやかタン
島の影では並んで座るジャックとバウアー
重い話をしたジャックに、優しくジャケットをかけてやるバウアーを確認

「やっと話が繋がったよ…それより女のハナシ聞かせろよ~♪」
空気を変えようと切り出すバウアー
「辛いよ…あんなにリヤルに裏切られたのは初めてだ」 更に落ち込む
「ま・アレだろ、所詮オマエが裏切られる様な男だったってコトだよ」
「何だとォ!?」
「怒るなよぉ……怖いんだよ……カオが」
「あの・ちょっとよろしいですか?オマエは普通の人より眉と目の間が狭い・極狭なの」
「どこかって言うと…カッコよくなってる前髪失礼しま~す」
近付いて前髪に触れるバウアー、ジャック笑いが堪えきれません
「ココッ!」 可愛らしいハイトーン出して、指先で触れる
素早く払いのけるジャックの手を、スッと仰け反ってかわす
「あんま怒ってるとここ(頬)まで下がってきてインディアンみたくなっちまうぞ!」
「ならねぇよ!」
「じゃ解った、軽くアッチ向いて 「あ~」 って言ってみ?」 客席を指し示す
「あ~」 素直に従うジャックのクチに手を付けたり離して 「アワワワワ」 に強制変換
「インディアン化が始まった!(嬉々」 コドモか?(爆
「イソギンチャクみたいなカオしやがって~」 はい?(爆
「今まで生きてきて言われたコトないぞ!モノマネだって出来ねぇじゃねぇか!?!?!?」

ゴローさんの切替しは日によって異なり、カズキ殿は素で笑っていた様に感じます
楽しい場面なんですが、カズキ殿・初期は聞き取りにくかった
観客に 「アドリブを照れてる?」 思われたらソンだ…後期はよく聞こえたけども

ようやくユリのハナシに
初めて逢った夕暮れの街角
「一緒にスキーに行ったね~雪のオニギリ作ったね~ガブガブ食べてましたね~」
抱きかかえた愛犬に語りかける
それは、車に轢かれ・助かり様のない愛犬
ただ死を待つしかない愛犬に、死の恐怖を取り除いてやりたい一心で、楽しい思い出を語りかけていた、我慢してる感じ出てた・去り際が特に…凄いぜ!さやかタン・芝居もイイッ
「自分の悲しみや苦しみを封印して、愛を注ぎ続けていた、凄いと思った…こんな愛に包まれて死んでいけたら…」

「全ての出会いを良しとしとけ」 ユリの良さを知って、ジャックを気遣い肩を叩く
明るいハナシをしてやろうと 「いきなり始まる恋を目撃したコトがある!」

 

つづき

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