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2007年11月23日 (金)

♯22 京の闇

京都では 「新しい国づくり」 に燃える関白殿下
若く先進的な関白は時輔の才を高く買っており、自分の右腕とすべく官位を授けようとした

が・関白自身も天皇の御前である最高会議 「朝議」 には参加資格が無い
身分にこだわる老貴族は、関白を疎んじており・チャンス到来
蒙古へ「国交オケー」の返書を出してしまおうとしていた
そんな返書では、大国相手・結果占領され、日本は滅んでしまう…危惧する関白&時輔

安達家・松下禅尼を訪ねる時宗サマ
廊下でかしこまるハチに 「頼綱、そなたもじゃ」 部屋に招き入れてくれる松下禅尼
「一体何事にございますか?おばあさま?」
「縁談じゃ、頼綱・そなたに妻を娶らせようと思うてな(微笑」

なんですと!?!?!?!?

それは時宗サマ一筋のハチにとって・狼藉に等しい行為YO (は?

「とんでもござりません、某の様な卑しき出の者が、松下禅尼様からご縁談を頂く様なコトは出来ません」

↑ココロの声 『時宗サマ一筋ですんで、ビッチなんか興味無いす』 だろ? (黙れ

「頼綱!卑下するコトはない、そなたはワシの手となり足となり働いておる!良き話ではないか!(笑顔」
「只今・蒙古を前にして大切な時と心得ます。その様な時に、時宗サマに遣える某が縁組するなど考えられません」

↑ココロの声 『その笑顔があれば生きていけるんです、ビッチなど要りません』 だろ?

「大切なる時ゆえ縁を結んで欲しいのじゃ」 泰盛サマ
「そなた、中々激しい気性のようじゃな。日蓮に行き過ぎの振舞があったこと泰盛から聞きました」

「頼綱は館に騒ぎを起こすまいとして」
「北条得宗家は北条一門の宗家じゃ!宗領として一門を率いる時宗殿に遣える者がその様な乱暴を働いては困る」 キビシイ口調の松下禅尼
「ぷすーッ(吹」 って顔で聞いてる泰盛サマw

「申し訳ござりません」
「咎め立てするために呼んだのではない、殿方は妻を娶れば身も心も落ち着くゆえ、縁談を勧めたまでじゃ」

「恐れながら!某は一生妻を娶らず・時宗サマに尽くすつもりに御座います!!!!!」

何ですとー!?!?!?!?

ココロの声・大正解 (違…くない

「何を申す!頼綱!役目は役目じゃ、男して暮らしはもたねばならぬ」
「されど!!!!!某は時宗サマに一生捧げる所存にて… (オロオロ」
ぁあ~時宗サマ、解ってないな (やいこら

「とにかく、会うてみなされ」 摂関家とも繋がる名門の姫・入場

「貞子殿、コチラが平頼綱殿じゃ、時宗殿の覚え目出度きキレ者ゆえ、お見知りおきくださいませ」
「それはよっぽどのキレ者にあらしゃいましょうな、さもなくば私の家に釣り合いません」
キレ者には違い無いが 「キレる」 のイミが違うんで (言うな
しかし・ヨメっ子はちょう性格キツそうすね;

京都では、時輔の想いを受け、朝議に乗り込む関白
が・院政を布く父皇に反発する亀山天皇は、父皇に好かれる関白がウザイ 「下がれ!」

失敗に終り自棄に 「この国が滅びるのを見るくらいなら、血の海に溺れて死にたい!」
吐血…病に犯され長くはなさそう

「どうせなら、命と引き換えに朝議を覆しては如何ですか?」
「某は引かぬ、某には意地が御座る」 立ち去る時輔
「お待ちなさい!時輔さん!意地は・お武家さんだけのものではあらしゃりません、ついて参れ!」

亀山天皇の御前に戻り、関白・切腹
「返書を…してはなりません…近衛基平!天下を護って果てまする!」
「介錯…仕る」
同志の最後を見届け、絶望に暮れる時輔 「闇じゃ…何所も・彼処も・闇じゃ…」

鎌倉では 「ハチのケッコン式開催」
「この度は、真に目出度きことであったな!(笑顔」
「時宗サマのオカゲに御座います」
「そなたの働きの賜物じゃ」 「勿体無い・某の様な者が(平伏」
「その言葉はこれから禁じる!貞子殿は摂関家に通じる家柄じゃぞ、夫であるそなたが「某の様な者がッ!!」 と申しては御実家が怒って参ろう (笑」
「はッ!心得まして御座います (平伏」
「表をあげよ、頼綱・この所息つく間も無かったが、そなたの御蔭で美味き酒が飲める」

本当に嬉しそうな時宗サマ、微笑ましい遣り取りです
でも、ニコリともしない貞子様に一抹の不安w

ていか・ホントにそれでいいのか!?ハチィ!!!!!! (黙ってろ

宴席のさなか 「申し上げます!京の関白近衛公が!」 自害の知らせが届く

「兄も関係している…」 揺れる時宗サマに、ママン涼子・ナイスアドバイス
「過去に囚われてはならん、恨みに生きてはこの国はひとつにならん」

天下を束ねるは独りでない、国が纏まらねば…
時宗サマは、一度は阻止した官位・推挙することを手紙に
「全てを水に流して、共に手を携えるコトを選んでくださったのでございます!」
家臣・服部が喜んだも束の間、丸め捨てる時輔

「ワシは何所まで行けばよいのじゃ?」 関白の件で無力感が深まっていた

「ここに・祥子の傍に居てくださりませ」 ヨメだけが救いやんな (泣

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