♯28 あの兄を討て

うわ・ちょう今更時宗かよ （殴打
ちょっと、当時色々あって頓挫したんですわ
その節はご心配おかけ致しました；

ぼつぼつ復活させていこうかと…マジはったおす

気長にお付き合いください （陳謝

♯28　あの兄を討て

1272年 【二月騒動】 勃発

いよいよ名越を征伐することになった北条得宗家
「某もお供させてくださりませ!!!!!」 戦装束でひれ伏すハチ
「手負いの者は足手まといじゃ」 相手にしない安達泰盛ｻﾏ （得宗家・重臣）
ハチは♯27で時宗殿の御子を守り、めさ深手
「泰盛ｻﾏは八郎を忘れてくださらぬ！」
出仕の卑しさから信用してくれないのなら、武功で身の証を立てるとすがるハチ
「蒙古の迫る大事な時じゃ、無駄死だけは許さんぞ」
男の背中かっけぇ （感涙

vs名越を優勢に進める得宗家
ハチは無理を押してきたため、足元フラフラ
なれど、手にした刀は血ヌラヌラ
やるこたちゃんとやってんな；

人気の無い別棟を検めると、座禅を組む北条時章が （名越・反得宗家リーダー）

血走ったハチに動揺することなく、静かに語りだす時章
ハチも刀を納め傍らに置き、武人らしく正対する
「蒙古を前に我々のような志の異なる者も束ねるが執権殿の役目、時宗殿にお伝え願いたい」
「お待ちくださいッ!!!!!」
止める間も無く切腹・果てる時章

呆然とするハチ
その隙に忍び入り、襲いかかる桔梗 （時章の妹・思慮浅く汚い策を厭わぬビッチ）
手元に刀は無く、深手のため俊敏を欠くハチ；
桔梗の投げた打掛で視界ゼロ；
ジワジワと迫り、短刀を振りかぶる桔梗

ハチ大ピンチィィイイイ

そこにガッと伸びる武者の手・寸でのところで桔梗を取り押さえる

泰盛ｻﾏ・ナイスカットーゥウウ!!!!!!

「殺せーッ!!!!!」 叫ぶ桔梗に
「そなたの血で太刀を汚しとうない」 テラ男前

「泰盛ｻﾏ…」
「わ・助けてくれたマジに？」 的な顔で見上げるハチ
「そなたを死なせては時宗殿に顔が立たぬ」

泰盛ｻﾏってツンデレ（違
ハチは乞食暗殺者にしか見て貰ってないと思ってるけど、んなコトなくね？
今回の泰盛ｻﾏ・男前過ぎる
今までは、ハチのことを今ひとつ信じかねてる様子もありましたが、ちゃあんと得宗家の家臣として扱っている
時宗殿を否定する老臣には 「んなコタね」 と庇い立て
かと言って、本人を甘やかす（そうして取り入る）ワケでなく、心情を酌んだ上で苦言も

その男気・しびれるあこがれる

京都の時輔ｻﾏは 「開国することが日本の発展に繋がる」 信じて奔走
密かに博多へ飛び、蒙古の使節に会って返書を送る約束

幕府が延ばし延ばしにしている蒙古への返書を、朝廷に求める時輔ｻﾏ
が・宗尊親王は 「今頃名越に時宗を討たせてあるｗ」
得宗家を滅ぼし、自分が支配の座につくことしか頭に無い・外交危機感ゼロな御花畑
そこまでアフォやったとは…時輔ｻﾏ・絶望

時輔ｻﾏの行動は、鎌倉幕府に疑念を持たれる墓穴となってしまった
名越の件があったばかり×博多の行動筒抜け×朝廷に近い＝疑念満載
時輔ｻﾏの本意どうでなく、その存在を利用する者が後を絶たないのがマズイ
彼が生きている限り、戦乱の種は尽きないという…

時輔ｻﾏは家族を集め、身の危険が迫っていることを静かに語る
「時宗はわしを信じてくれよう、だが周りの者が許さぬ」
最後の望みを時宗殿に託し、手紙をしたためる

国の統制を守ることが平和に繋がる、なれば兄を討つ意外に道は無い…
私情と国を背負う責任は別物・決意を固める時宗殿

「兄を討て！」

北条義宗率いる軍勢が時輔征伐に

嫌過ぎる （泣