天地人♯9 謙信死す
♯9 謙信死す 09.03.01
謙信公重体@意識戻らずに揺れる家中
グッと涙を飲み込む景勝に強さを見た思い (涙
早くも景虎を担ぎ出そうとする北条(きたじょう)高広&柿崎晴家
「こんな時こそ纏まれ!」 毅然とした景虎の態度にも 「だから景虎様がいいじゃん」
おい、ハナシ聞いてたか?謙信公まだ死んでないから
ジツは2人、景虎シンパでもあるが、ハラもあった
★景勝は長尾政景の息子、政景は過去に謙信公と越後の覇権を巡り争っていた
(※後に家臣となり謙信公のため活躍しています)
★景勝がトップに立てば上田衆を重用するため、自分達のアガリ目が無い
だから、俺の方が早くから謙信公に使えてたのに、俺らの立場ヤバくね?という
景虎家臣の遠山康光(景虎同じく小田原北条の出)が書状を携えてくる
「属国へは景虎様にお答え頂いたが“答え”の内容に異論はないですよね?」
「それは問題のすり替えです!殿と合議で結論を出すのがスジでしょう!」
兼続正しい、遠山ってのはクセモノだな…
「我が殿に大意はございませぬ、どうかお許しをw」
見るからに胡散臭いマユゲしやがって…
北条高広&柿崎晴家が「断固景虎支援!」わざわざ挨拶に来ると
「控えよ!今跡継ぎの話をするなど!」
景虎は不謹慎であると一喝
スジを通す景虎を 「これはヤバイぜ」 的に見つめる遠山…
仙桃院の懸命な看病も空しく、謙信は意識が戻らない
手伝いに来ていた兼続を呼び寄せ 「そ…な…たの…義…」 最期の言葉
謙信公の死で跡継ぎを言い争い、荒れる評議
「ワシは小田原北条の子、跡継ぎには不都合があろう」
景虎が辞退を漂わすと、北条&柿崎が騒ぎ出し双方言い争いに
「1枚岩であった上杉がの…人というものは解りませぬな」
兼続に呟く遠山
これは嘆きでなく 「ナウ☆ゲッタチャンス (ニヤリ」 にしか見えないなぁ
妙椿尼(みょうちんに@お船の母)が 「家督は景勝に!」 遺言を私聞きました宣言
「御館様の御遺言、くれぐれも蔑ろになさいませぬ様」 一応の収拾を得る
見詰め合う景虎と景勝・視線の意味が気になります
屋敷に戻りちょっとブルーな景虎
「案ずるな、ワシは御館様の御心に従うだけじゃ」 華に語る口調は優しい
ショックなのは事実だろうが 「御館様への忠義@上杉の和を保つが大事」 って気持ちが今は大きいのだろうか
遺言を出され引き下がるも、不満タラタラな北条高広&柿崎晴家
屋敷で飲んでいると遠山から 「景虎は2人の忠心を喜んでいる」 と酒の差し入れが
「では景虎様にソノ気が無かったワケではないのでござるな!?!?!?」
いや、確実に遠山の独断アオリでしょw
妙椿尼から衝撃の告白 「遺言はウソでした」
さっきまで 「わーい景勝様跡取りナリ~」 ホクホクだった兼続フリーズ
「私はこのウソを“真”と致す、この世には事実と嘘の狭間に真があるのじゃ」
「政はその“真”を見つけ出すこと」
仙桃院は上杉家を守るため、結束を取り戻すために貫くと
「やっぱウソはマズイっしょ…」
根っからのピュアネス兼続はブルーな気持ちで帰宅
夕日を見上げる景勝の背を見て 「何も知らねんだよあ…」 切なさ加速
が・景勝は謙信との思い出を語りだす
「共に毘沙門天に恥じぬ清い国を作ろうと仰せられた…」
「ワシは御館様の義と共に生きる…」
景勝の保身や名誉欲でなく、良い国を作ろうとしている“真”に打たれ兼続・決心を固める
景勝こそ北辰の星であり、自分はそれを守る北斗七星となる覚悟があると
「我が殿こそ上杉の御大将で御座います!」
目を潤ませ胸イパーイな景勝 (涙
謙信公の葬儀を仕度していると、屋敷に柿崎が夜討ち
「ちょ、角田さん頑張りすぎだろ;」 で今週終了
荒れてきましたね~テラテラ (不謹慎
やぱ・政治絡みのゴタゴタに清さばかりじゃハナシになりません
ぶっちゃけてしまえば 「生きるor死ぬ」 でしかないんですけど
それじゃあ創作として物語になりませんし、現代人には身近に感じられず理解が難しい
そこで、心理描写が重要になってくる
人間は多面的であり、良い人にも暗黒面はある
何かの弾みで悩み・不安・コンプレックスなどが攻撃性に転じることもあるでしょう
良い人・そうでない人ってのは 「0:1」 でなく 「どの程度セーブ出来るか」 の違いでしかないと思うんですよね
景虎と景勝を見る上で比較点になる気がしています
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