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2009年10月24日 (土)

狛‐KOMA

長くなりますが、記憶の限り
ただし不正確(殴

【狛‐KOMA】
河瀬直美監督作(2009)
上映時間:34分
撮影地:奈良県桜井狛地区
撮影日数:2日半

東京国債映画祭 09.10.22
【デジタル三人三色 2009:ある訪問】
於:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen2にて上映

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郊外線に乗り、窓の外の山々を見つめる男
顔を窓にビッタリ近付ける様から、これから向かう場所は初めてで、其処に特別な興味を持っていることが伺える
山々に囲まれた無人駅に降り立つ

フードにボアのついたミリタリーコート、細身の綿パンをブーツin
耳にはアイポドの白いイヤホン
(殿の提案&自前かも…過去WPでアイポド保有発言アリ)
その装いからして男は街から来た人なのだろう
片手にはメモ
もう片方には、服装に似つかわしくない長細い風呂敷包みを持っている

メモを頼りに訪ねた家
門の奥に庭と家のある大きな屋敷で、古くからの農家らしい
呼び鈴を鳴らすと、飼い犬がけたたましく吼えた
「ベン!」 2階のベランダで洗濯物を干している女がたしなめる
歳は男とそう変わらぬ感じで細面の美人
(ちょっと痩せぎすで、青白い顔とパッツンに切り揃えた、真ん中分けロングヘアが良く言えば浮世離れ・悪く言えば若干病的@俺主観)
男は女を見上げ、門をくぐり、玄関先で主の応対を待つ
女は微かな動揺を見せ、家へ入って行った

家の主は男の来訪に驚いた様子
男は所在なさげ
主の妻がやたらに茶を勧めるのが、寧ろ気まずい
客間に加わるでもなく、見える位置の戸から通りすがってみる女
純日本家屋は柱×襖という、結構全方向通行型で 「どうしてもソコを通らないと移動できない」 ってあまり無い
また、客人に対し品の無い行いで、通常避けるべき
なので 「男に自分の存在を示したい」 or 「この人誰なの」 といった興味を持っている現われかと

男は 「じいちゃんが死にまして…何かは解らないんですが、遺言でこれを返してきてくれと」
長細い風呂敷包みを差し出す
中身は古い掛け軸
主は男に、男の祖父との関係を話す
主の両親の畑を手伝っていた男の祖父は、赤ん坊だった主が急病で死に掛けた時、走って病院まで連れて行ってくれた恩人だった
掛け軸はそのお礼に差し上げたものだと説明される

回想シーンは祖父2役
男は敬語を上手く使えず言い直したり、仕草が粗野で、荒んでいるとまでは言わないが、平坦な人生を感じさせない顔つき
対する祖父は交じりッ気ない笑顔を見せ、野良仕事の休憩時・握り飯と漬物をほおばる顔は、まさにピュアネス

「私からも渡したい物があるんです」
そう言うと主は天井裏へ探し物に入った
主の妻も席を外し、1人待つ男の元へ、女・主の娘が声を掛けてきた
「ねぇ、散歩にでも出る?」
初対面の客人に敬語じゃないって随分フランクでいらっしゃるw
ビジュアルどおりの不思議チャンだ
主が戻ってくるのにと尻込みする男だが、引かない女に負けて渋々付き合うことに

女は山々を見渡せる開けた丘に男を案内する
「名前は?」
「自分から言うもんじゃないの?」
ためらいの後、男が意を決したように名乗る
「カン・ジュンイル…在日朝鮮人・3世」
「私は初子」
女は遠くの山を示し
「あれが三輪山(みわやま)って言うの」
「どれ?どこ?」
「ホラ、あの一番端の…神様の山、この村には神様と結婚した女が居たの」
「何ソレw」
「言い伝えがあってね、夜しか戻ってこない主人が昼間何処へ行ってるんだろうと、女は着物に針を刺し糸を通しておいた」
「夜が明けて糸を辿っていくと、あの山の2本松の幹に刺さってたって」

「神様ねぇw」
山に目を馳せ語る女・邪魔はしないが体を揺すりながら適当に聞いているジュンイル
「つか…寒ッ、帰ろう」
肩をすくめ、先に歩き出す

主がジュンイルの祖父から預かっていたのは扇子
何かビッシリ文字が書かれているが、劇中で内容は明かされず
生前の祖父を想ってか、感慨深げな表情を見せる
「恥ずかしいハナシ、僕はあまり素行の良い方じゃなかった」
「それでも親父も祖父も、僕のしたことに責任はとってくれた」

食事を勧めらるジュンイル
主と向かい合わせに食事していると、初子が 「私は愛されていない」
何故か主に不満をぶつけ涙を流し、家を飛び出してしまう

それに付き合うジュンイル
初子はずんずん歩き出し 「これ、母さんの畑」
よく手入れされ、青々とした野菜が実る畑
遠くを見つめる初子に
「ねぇ、プレゼント」
掌を開くよう、腕を引いて促す
「え、何?何?」 “予感” に警戒し笑いながら拒み、初めて明るい顔を見せる
「いいから、いいから変なのじゃないからw」
強引に初子の掌をほどき、何かを乗せる
「キャッ!」
掌からアマガエルが飛び出し、2人大笑い

初子に連れられ付近を案内される
林に入って、梢を弄び手折ろうとするジュンイルに
「アカン、折ったら祟りがあるねん」
「え~」
初子を困らせる悪戯のように梢から手を離さない
「アカンって」
手を伸ばし制する
言うことを聞いて初子の後をついていく
「これ、お父さんが建ててん」
小さな社には 「初子(忘れた)」 名前が書かれていた
こんなにまでする父親が娘を愛していないワケがない
怪訝そうな顔をするジュンイルに
「ウチ、あの家の子じゃないねん」 呟く

2人の着いたところは神社
初子から掛け軸は元々此処にあったものであることを聞かされる
「笑わんとってね」
初子が踊り(能舞みたいな、多分奉納するヤツ)を見せると言い出す
「何で(靴を)脱ぐの?」
「足袋の代わり」
謡いながら舞を舞う初子
(元々動きの少ない舞なんだけど、想定外の歌の上手さに驚愕・見せ場になっていた)
真剣な表情に見入るジュンイル
初子は舞に何か特別な想い入れでもある様で、彼に見せるためというより、自己の感情の昂ぶりから舞ったように見えた
終わって、余韻に呆然とするようにも、酷く寂しそうにも見える表情で佇む初子
ジュンイルは思いつめた様な表情を見せると、初子を抱き寄せ口付けする
片手で体を、片手は頭に回し、湧き上がる想いに任せ何度も長い口付けを
初子の唇に掛かった長い髪を指先で避けようとして、その目から涙が流れていることに気付く
初子は少し俯く様にして何も言わない
暫しの沈黙

一人歩き出すジュンイル

主に挨拶をし、家を後にする
見送りもしなかった初子だったが、やがて弾かれた様に家を飛び出す
走って走ってジュンイルの後を追う
途中、電車が追い抜いていき、もう間に合わないかと…
煙草をふかし何か想う様なジュンイルのカットが挿入

駅に走りつくと、まだジュンイルは居た
驚いた顔をする彼に初子は駆け寄り抱き付く
「抱きしめてもらったのに、私・返してなかった、やっと返せた」
嬉し泣きする初子

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おおよそこんな映画
食事シーンが2回あって、2回目では 「お爺さんも食べていたよ」 と言われた漬物を美味しそうに食べていた
でも、どのタイミングで入ったか忘れたので割愛 (死
上記流れもどっかは入れ替わってる罠

先の公開時、ほうぼうググった中で 「何だかの伝説に絡めている」 らしき記述を目にしたが、突っ込んだものでなかったため、ロクに覚えてない
突っ込んでねぇってことは、事実ではないのだろう
「あったかもよ」 伝承的な、それらつまみ食いしてインスパイアしたよって映画なんだろな
そこが主題に関わるだろうにorz
従いまして、相変わらず河瀬監督の 「画は美しいがテイマが;」 迷い込んでしまった
 ★男の祖父が元々は初子の住む村に居た
 ★初子は養女
もしかすると、男と初子は兄妹?とか思ったり
ただ、コレの裏づけは 「インスパイア元」 次第ですんで、想像の域

ジュンイルは 「初子を愛したのか?今後は?」 って言われるとソレもよう解らん
初子の語る山の神様とか、神社の舞に何か意味があって、2人の関係性を示しているのかも
ラストで初子の 「抱きしめてもらったのに~」 ってのは、養女である葛藤を克服し、養父母の愛情を素直に受け入れることができたとも取れる
でも、それを彼に打ち明けるアタリ、彼が気付かせてくれたは勿論、伝承の類からの転生エピでもあんのかなとか
複数の意味が込められている様に思います

まま、ジュンイルが遺品を手にしたことで肉親への郷愁を見せたり、養女のクダリなどから 「自己のルーツへの回帰・命の原点」 はテイマFAでそ
自己のルーツを振り返り、生きていることの実感へ辿り着くことは、ある程度年齢を重ねないと出来ないものだろう
しかし、妙齢の女子がお父さんに 「愛されてない(泣」 ってのはちょっと痛いかも (言うな
今・飛び出すなら川島海荷チャンが旬 (聞いちゃイネ

「生きていることの実感」 なら、作風に対しやたら激しいチッスも 「生」 の象徴なんだろなと
「生」 と書いて字の如く生々しいブッチューなチッスで 「何コレ」 目が点にw
監督最大のウリである 「美しく豊かな原風景」 が飛んだw
河瀬監督は 「生命」 を 「性描写」 に求める傾向があるのかも知れん
【殯の森】 しか見てないクセに言うのも失礼だが、ソッチでもあったんで
しかしハンドルを切りすぎるのは 「好き嫌い」 を分けるポイントにもなりかねない
僕、途中までは良いと思ってた 【殯】 だけど、終盤で引いたしw
今回は美男美女のなんで、引くってこたねぇが、生々しさがインパクトとして残りすぎるw
だから、もし感想を言う人が 「いやぁチッスが凄くってですねw」 と、切り出したとしても、その人が殊更にエロいワケじゃあないんだよ
違う表現とか、監督的には不本意かも知れんが夢夢しい画に止めるとかすると、もっとウケる (大衆的な意味でなくって) 作品を撮れる希ガス

男は少なからず可愛いと思う人が、寂しそうだったりすると瞬間的に自分の保護下に置きたい衝動ってのがあります
だから付き合おうとか、沿い遂げようとかってのとは別の次元で 「今・この瞬間守りたい」 ってな
それが大人やと、時にああいった行動になってしまうことも…女の子は気をつけようね☆ (何
決してフシダラな気持ちとかでなしに、その瞬間湧き上がるモノはピュアネスなんですよ、ぇえ

こんなレビュで心からお詫び申し上げます

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コメント

こんばんは(・∀・)♪

私も、一回目は分からず、二回目に分かった事が、、、

神社で(あの神社におじいさんが貰った掛け軸が飾ってた?あれ?違ったか…)
初子の舞っていた舞が、三輪山の神様と結婚した…という言い伝えの舞だったような。
その舞が、何か孤独を感じさせられるような内容(ずっと待ちつづけている…みたいな?)だったと思うので、初子の孤独さと重なった??
思わず、涙が出た?


最後に、「こうして抱きしめて貰ってたのに…」という言葉は、ジュンイルに抱きしめられた事により気付かされた養父母の愛情?
(父母も同じように愛情を注いでくれていたのに…)


…食事をしている時に、初子「何で怒らへんの?(父に向かって)」(ジュンイルを勝手に連れ出した事についてだと思います)

父「あ…いや…」
(父はあまり、何も言えず)

…ジュンイルが挨拶に行った時だったと思いますが、
父「私らは、大事にしてるつもりなんですけど…」

大事にし過ぎて、怒らなかった事が、他人扱いのようになり、本当の親子という関係になれなかった。それが、初子を孤独な気持ちにさせたのかと。
親に気を遣わせているというような。。。


ジュンイルに会った事により、親の愛情を分かる事が出来た。掛け軸を返すという事で訪れたが、初子の心も救った。
これが、何か代々に受け継がれた掛け軸のなせる技…みたいな??(゚Д゚)掛け軸の繋げた縁が人を救う…
〜掛け軸は、人を救う〜
…すいません…


キスシーンは…ただのキレイなだけのものにしたくなかったのかと思います。
リアルだったら、感情にまかせて、ああいう風になるんじゃないかと。。。
キスというのは、一番感情出やすいものかなと…(^^;)


結局、私が書いてる事も、わかりずらいですね(^^;)

見当違いな事言ってたら、すいません(T^T)


私も、桜井で観た帰り道、こういう事なのかな〜…と考えつつ…(^^;)


たはは…;

投稿: 雪也 | 2009年10月24日 (土) 20時48分

影千代さん、こんばんは。ご無沙汰しております。
ここ最近の影千代さんのご様子を拝見して心配しておりましたが…私自身、プライベートと仕事の両方で落ちておりまして;;なかなかコメントさせて頂けず申し訳有りませんでした。

『狛-KAMA-』鑑賞、お疲れ様でした。
以前、桜井の上映会で観た時には詳細な感想を書くのは憚られ、表面をサラリと書いただけでした。
桜井での鑑賞から三ヶ月も経ってしまったので記憶がオボロげなのですが;;上映後に走り書きした鑑賞メモに
 『狛』のメインテーマは?
 「祖父の代からの…」とか、エピソードとエピソードの繋がりが?
 突然のキスシーンに驚き
   と書いてありました。
この難解な映画を、色々な角度から分析されている影千代さんの深い洞察力に、ただただ脱帽です!!
「「自己のルーツへの回帰・命の原点」 はテイマFAでそ」影千代さんお仰る通りだと思います。
ジュンイルと初子の「ボーンアイデンティティー」
この世に自分が生まれてきた意味、生まれてきた、存在意義…。
そして、初子の「自己再生」でしょうか。
突然のキスシーンには、本当に驚いたのですが、「男は少なからず可愛いと思う人が、寂しそうだったりすると瞬間的に自分の保護下に置きたい衝動ってのがあります」という影千代さんのお言葉に、ただただ納得!
美しい桜井の風景の中、心を近づけていく初子とジュンイル…。
美しく儚く能を舞う初子に、突き動かされる様に口付けるジュンイルの、強引な程の力強さが切なくて、そして美しかったです。

「こんなレビュで心からお詫び申し上げます」
いえいえ☆とんでもないです!
影千代さんのレビュのお蔭で、狛を違う視点で感じる事ができました。
有難うございます!

投稿: kaoru | 2009年10月24日 (土) 23時46分

影千代様、初めまして。 22日に‘狛’‘ACACIA’ハシゴ鑑賞いたしました‘殿’ファンの、にがうりんと申しますm(__)m 影千代さんの記憶力に敬服しながらも、‘狛’上映後の居残り報告なら少しだけお役に立てるかとお邪魔してみました。河瀬監督、中村優子さん共におっしゃっていた事は、全体的に即興でできた作品だという事でした。台本は2ページのみで、台詞や流れは撮りながら監督から手書きメモがパッと出たりするらしいです^_^; 養女の設定も、能を舞うシーンも急遽な事だったようですよ。中村さんは「能」経験者だそうです☆で、確か北村さんが訪ねた先で夕飯をいただいてる最中に初子の発言で修羅場になり北村さんが「とりあえず帰ります」となった流れだったと思いましたが、あの北村さんの台詞もアドリブだったそうで、監督は「北村君、さすが!」と演技力をベタ褒めでした(^.^) 監督や俳優の感性ありきで撮られた作品と感じました。となると、あの一見浮いたような濃厚なキスシーンも北村さんの即興かしら…なんて見方をしてしまった私です(..)。影千代さんはご自分の考えをしっかり持っていて行動力があるところ、北村さんに似ていますね☆ これからも楽しみにしています(@_@)

投稿: にがうりん | 2009年10月25日 (日) 23時51分

雪也サマ☆コバワッ!!!!!

早速の助太刀頂き心強いです(ニヤリ
ぁあ…自分では結構頑張ったつもりやったんすが、結構記憶飛んどるなぁ(苦笑

>神社で(あの神社におじいさんが~
たしか、掛け軸は元は神社に祭られていたとか言ってた気がします

初子の舞
なるほど!
三輪山の神様と結婚した女の心を歌った舞やったんすね
初子役の女優さんの経歴は知らんのですが、舞というか歌が「すげぇ!」って出来で
すごく感心させられたのですが、歌の内容までは聞き取れていません(痛打
ただ、御神楽みたいな「豊作ヤッホイ!」ってテンソンでなく「妙に寂しげだな」ってのは印象的で
歌詞が「待ち続けた人間の妻」ならば「初子の孤独と被る」ナルホド納得です
僕が感じた「男に見せたいでなしに、自分の感情の昂ぶりで舞いたい」ってのにソース補強頂きましたw

初子「何で怒らへんの?」
父「あ…いや…」
ありましたね!忘れてました;
僕は初回鑑賞時
「この不思議チャンは御客さん(ジュンイル)が居てるのに、何を言い出すのかな…」
ちょっと引いた記憶が(殴
短編なので詰め込むことは仕方ないのでしょうけども「見ようによったら初子がメンヘラにしか…」ってのが理解・共感の妨げでもあったと…感じます

父「私らは、大事にしてるつもりなんですけど…」
縁側を向いた背中のカット、寂しそうに呟いてたのを思い出しました

父自作「社」を見せるくだりで「私がしたいことは何でも好きなようにさせてくれた」とも言ってたなぁ
こうして、オハナシさせて頂くと記憶がイモヅルです(嬉

チッスについて
>ただのキレイなだけのものにしたくなかったのかと思います。
養父母の腫れ物に触る様な愛情を「それも愛なんだよ!」気付かせる意味において、ジュンイルの直接的アプローチは有用であったと思います
ショック療法ってんでしょうか(おい
初子が養父母の愛情を受け入れるキッカケになったとは認めているんですよ
でないとラストの 「抱きしめてもらったのに~」 言い出す説明がつきません
しかし、これは台詞の整合性を読み解く作業から浮かんだ結論付け=事務的作業に過ぎず、感動を伴う程の強さがない
また、リアリティという意味では
「少なからず可愛いと想う人が寂しそうだったりすると、瞬間的に保護下に置きたい衝動」として、ああなってもおかしくはないと認めています
その激しさを否定するつもりは無いんです
ただ、事務的に紐解いて理解できる映画に、激しいチッスを持ってきてもインパクトオチにしかなんなくね?と

こんなにしてまで一生懸命読み解かないと解らないってのが、ちっと勿体無い気しましてね
河瀬監督の画や、やろうとしてることは凄く良いと思ってるので、もっと感性から解り易かったら売れるだろうになぁと

だから「チッスのイキヲイで解決」に対して「解っていても認めたくない」意地悪な気持ちが湧いてくるんです
僕等みたいに一生懸命考える客ばっかりだったらインでしょうけど、そうじゃないだろう?と
「もっと他のやり方できねぇか」と
物凄い我侭なんですが「あんだけ綺麗な風景撮れるんだから、もっと“何となく感動した”って感性の部分があったらいいのに」ってな

いいや、雪也サマは全然見当違いなんてことないすよ
僕がもし監督だったら「貴女は本当によく解っていらっしゃるッ」ブンブン握手します
間違いなく僕等は「いい方のお客さん」ですよ(オイ
ただ「北村が出てるから」ってのが大前提であって、そうでなかったらこんなに一生懸命に解釈しないと想うんです
だから「で・実際、映画としてはどうよ」残ってしまって
ぁあ…俺なんて嫌なヤツorz

……………………………………………………………………………………………影千代

投稿: 雪也サマへ | 2009年10月26日 (月) 00時29分

kaoruサマ☆コバワッ!!!!!

いいえの、そんなに御気になさらないでください
僕、中川さん・尊敬する先生・友達の姉チャンと立て続けに死なれたんですよ
全部此処で書いちゃいないんですが、随分落ち込みましてね
そうした自分でも方向付けの出来ない制御不能状態で、他人様とどんなオハナシすんだよ?ってな
だから、ホントに構わないんです
恥ずかしながら、キッカケさえ与えられたら甘えて何を言い出すかワカラン状態でしたので
そんな僕が言うのも何ですが、こうして御出で頂いたということは、kaoruサマの辛かったことも、御自分の中で少し整理が出来たからであろうと察します
お互い頑張っていきまっしょい

観ていて自然と湧き上がる共感・感動から「こういうコトが言いたいのだろう」解釈に結び付けばベスト
どっかしら感銘を受けたから、みんなにも認めて欲しくて解釈をこねくり回すならベター
何れも源泉は自発的アツさ

しかし今回は【問:作者の意図を読み取りなさい】国語のテストでも受けてるようで
そういう姿勢で臨むって、映画としてどうなんかなと(言うな
解釈を形付ける作業の中で「俺がこの映画の良さを訴えてやるッ!!!!!」ってなアツさもなけりゃ「うっわ・こんな視点発掘」感動も無かったんすよ
「ま・相場からしてこんなトコロじゃねぇの」穴埋め問題を解くような感じで、さほど難しくもなく
もし伝承の類が絡んでいるなら、僕の知らない部分であり、全部知らぬままどうこう言うのは無礼だなってことで
多少・遠慮もあり、モゴモゴしてるんですが

ともあれ「もっともらしい解釈」を導き出したのですから、論理武装を盾にマンセーレビュも書けたんです
でも、それもせず、分析で終わったのは「ぁあ、俺はこの映画あんまし好きじゃねんだろな」と
今回は「私が訴えたいんです!」ってよか「こういうテイマがあるから形を作りました」感じを受けたんですよ
元々、招聘のために撮った映画なんで、しょうがないかも知れませんが、何かアツくねぇなと

チッス解釈はもう自棄ですw
人生って二者択一の積み重ねであり、理由の無い行動は絶対に無いんですよ
「誰が言うから」「その場の空気」とか言っても、実際に行動に移したのは本人の選択ですんで
だからジュンイルがチッスしたことも理由がある筈なんですが、判断材料に乏しく、そんぐらいしか説明できませんでしたw
ジュンイルの気持ち云々ってよか「養父母の愛に気付かせる」「生きていること」テイマのために作られたイベントって感じで、これまたアツくねぇなと

もぅ、この類の映画は僕ダメなんですよ
自分が捻くれてるから、台無しにしてしまうんです

PS☆マジすかwwwwwwwww
今後、注視します

……………………………………………………………………………………………影千代

投稿: kaoruサマへ | 2009年10月26日 (月) 01時21分

にがうりんサマ☆コバワッ!!!!!

初めましてッ
御出で頂きありがとうございます
唐突ですがHNかわいらしいです

居残り報告ありがとうございます(涙
僕同じく22日ハシゴとのことで【ACACIA】までの時間が無く、大変やったでしょう;
僕は朝飯を食べてこなかったためか、こんな時に限ってハラが鳴りまして
ぇえ、下品ですみません;
「これ以上持たない…」との判断で、失礼ながら居残りは辞退しました

>台本2頁
>養女設定・能舞は後付け

コアの部分が後付けになってますね
養女設定が無いなら、娘の成長を願い父の建てた「社」のくだりも後付けに
一体元はどんなやってん;;;;;

>中村さんは能経験者
やはり・でないとああはいかぬでしょうね
僕は「能ができるから起用されたのかな」と思っていたので「能舞後付け」に心底驚いています

>「とりあえず帰ります」
せや、そそくさした感じで言ってましたね
アレもアドリブやったんか…
殿の「どうすれば解りやすい?リヤルに見せられる?」姿勢は此処でも発揮されたんですね

チッスが濃厚であること
台詞で感情の説明が無いため、ああする以外は無かったかなとも思います
ただ、感情云々ってよか「作品テイマの説明イベント」でしか無かったように思えるのは残念で

貴重なオハナシ頂き、ありがとうございました
僕も居残りしたら良かったなぁ…それこそ質問してみりゃ良かったとorz

殿に似てますか?
そんな言われた嬉しいですが、僕に無一文で海外放浪する度胸はありませんw
自分の好きなモノ・人に対して誠実でありたいとは思っています
出来る範囲でしかありませんが、足を運ぶのもその一環ってコトで

時々脱線するんですが、楽しく読んで頂けるブログでありたいです
初コメント頂きアリガトウゴザイマシタッ!!!!!

……………………………………………………………………………………………影千代

投稿: にがうりんサマへ | 2009年10月26日 (月) 01時52分

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